30代で片耳難聴。なぜ?耳硬化症と診断されるまでの経緯。

こんにちは、えんじゅです。

 

今日は、耳の話をさせてもらおうかと思っています。

・・と言うのも、実はわたしは右耳がほとんどきこえません

ギリギリ失聴してはいませんが、目覚まし時計の音も、左耳をふさいだ状態だと微かな音にしか聴こえず、現在ではほとんどすべての音を左耳から聞いて生活しています。

周囲から見れば、ふだん左耳だけで普通にコミュニケーションをとれていることが多いので、聴覚障害があるとは気付かれないようです。

 

ただ、少し賑やかなところ(例えばファミレスやショッピングモール、子育て支援センター)では、家族・友人・店員さん、ママさん達の話が聞き取れないことが多く、まれにですが、相手の方の声質によっては、何度聞き返してもわからない・・なんていう時もあります。

今、若い世代の難聴が増えています。

突発性難聴、メニエール病、慢性中耳炎、低音障害型感音難聴、騒音性難聴etc.みなさんも、一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?

難聴になると、

・他人と会話するのが億劫になって記憶力が低下→認知症になりやすくなる

・日常的に聞こえないストレスが負担となって、うつ病になりやすくなる

というデータが出ています。

 

私は、片耳難聴を自覚してから4年。

現在に至るまで、すでに2軒の耳鼻科で聴覚検査やCTなどの検査を受けました。

高額な補聴器も効果が感じられなくて、もう諦め半分・・みたいな生活をしていたんですよね。

ところが・・、

子どもがたくさんいる賑やかな場所でのママ友との会話が、聴こえなくて辛い・・。

まだ2才の娘を育児中のママとしては、娘の幼稚園や小学校等これからのためにもなんとか聴力を回復したいと強く思いました!

聴力の回復がたとえ不可能でも、あとで後悔が残らないようにできる限りのことはやってみよう!と一念発起。

そして最近、3軒目、4軒目の耳鼻科を受診してきたんです。

その結果、意外な診断および展開になったので、この記事が、もし私と同じように悩んでいる方の参考になればと思います(^^)

耳硬化症疑いと診断されるまでの経緯

「きこえない」という悩みを持つ私ですが、子供の頃からそうだったわけではありません。

学校の聴力検査でひっかかったことは一度もなかったし、友達のヒソヒソ声もちゃんと聞こえました。

 

なんとなく聴こえが悪くなったなぁと感じ始めたのは34~35歳くらいの頃。

 

声が小さめの友人と食事をしていると聞き取れないことがだんだん多くなったりしていて、

そういえばウォーキングの時に聴いている音楽、左耳のイヤホンを外すとあんまり聴こえない?と気付いたり、

いつも左で受話器を持つクセがあったけど、右耳に受話器をあてて聞いてみたら・・

 

ほとんど聞こえない・・・。

 

これは大変だ!

と思って耳鼻科の門をたたいたのが35歳の冬でした。

 

1軒目の耳鼻科では突発性難聴と診断された。

地元の、それこそ中学生の頃からお世話になっている先生がいる耳鼻科を受診しました。

診断の結果は、「突発性難聴

芸能人で突発性難聴の方もちらほらいるので、ワイドショーのニュースなどでその病名をご存知の方も多いと思います。

この病気の治療法は時間が勝負!2週間以内に治療をしなければ聴力はほとんど戻ることはないと言われています。

私の場合も、先生からは「今すぐ入院してステロイド治療を」と言われました。

しかし、

突発性難聴の特徴である「ある日突然聞こえなくなった」は私が自覚していた症状とはかけはなれたものでした。

強い耳鳴りもありません。

そこで、先生に「はっきりと気付くまでに時間がかかりましたが、聴力は何年もかけて少しずつ下がってきていたような気がするんです。だから入院はしません。」と言って帰宅しました。

仮に、先生の診断通り突発性難聴だったとしても、治療タイムリミットの2週間はとっくに過ぎていることを確信していたんです。

2軒目の耳鼻科では慢性中耳炎による後遺症と診断された。

結婚後、勤め先などで、また難聴で困ることが増えてきました。

軽度ですが、ひんぱんに耳鳴りやめまいも・・。

そこで、隣の市の耳鼻科で診察してもらうことにしたんです。

そこは、私の住む市からも患者がたくさん押し寄せる人気の耳鼻科でした。

 

一通りの検査をした後、なんとそこでは「子供の頃に繰り返した中耳炎がもとでだんだんと聴力が低下してきたんだろう。」と言われました。

…が、母に聞いても「気付かなかったのかもしれないけど、あなたが中耳炎にかかった記憶はない。」と言うし、慢性中耳炎の特徴である耳漏なども1度も経験したことがありませんでした。

でも、「鼓膜を見ると中耳炎を繰り返していたのは確かです。補聴器を付ければ聴力は上がると思う。」と言われたので、それなら先生の言う通りなんだろうと思い、そこの医院と提携している補聴器専門店で補聴器を買いました。

 

3軒目の耳鼻科では、耳硬化症もしくは聴神経腫瘍の疑いで大学病院を紹介された。

数年後、難聴外来がある耳鼻科を受診することに。

今までの受診歴、購入した補聴器を使い続けても効果が得られなかったこと、聴力が少しずつ下がっていて生活上困っていること等を相談したら、聴覚検査、CTやめまいの検査を一通りやってもらえました。

その結果、

「鼓膜はとてもきれいで、中耳炎を繰り返したような形跡はありません。」と先生から言われたんです。

え?えぇ??

医者によって、そんなに診断が違うの??

と驚きながらも、耳硬化症、もしくは聴神経腫瘍の疑いがあるということで、大学病院へ紹介状を書いてもらうことにしました。

4軒目の大学病院で、ほぼ耳硬化症と診断された。

大学病院で、検査を受けたのが最近のことです。

CTや語音聴覚検査は後日受けますが、オージオグラムの気骨導差やティンパノグラム・アブミ骨筋反射結果から「耳硬化症疑い」という診断が下りました。

他の難聴と違って、この難聴は手術をすればかなりの聴覚改善が見込めるとのこと。

ただ、耳硬化症は、手術をしてみないと正確なところはわからないそうです。

それでも、数パーセントでも希望があるのならばと、手術をお願いすることにしました。

耳硬化症ってどういう病気?

 

耳硬化症(じこうかしょう)とは、難聴を主訴とした耳の病気の一種で、アブミ骨という耳小骨のひとつがうまく機能しなくなることによって発症します。

この病気の発症には遺伝的要素が関連しているともいわれていますが、はっきりとした原因はわかっておらず、解明が急がれています。

・・・中略・・・

耳硬化症は伝音難聴(音がうまく伝わらないことで聞こえにくくなるタイプ)や感音難聴(内耳にある蝸牛と有毛細胞が正常に機能しないことで聞こえなくなるタイプ)、混合性難聴(伝音難聴と感音難聴が合わさったタイプの難聴)など、様々な種類の難聴を引き起こす可能性のある病気です。耳の聞こえが徐々に悪くなり、日常生活に支障をきたすレベルにまで達することも少なくありません。

また、男女比は女性が男性の3倍多いといわれ、出産によって悪化するケースもあるといいます。基本的には両側性のことが多いのですが、初めは一方の耳から発症し、しばらくして反対の耳にも難聴が起こる場合もしばしば見られます。難聴は進行性の病気なのです。

引用:メディカルノート

 

思春期に発症することが多く、徐々に進行して40歳頃に症状がはっきりしてくる病気だということで、

あまりにもゆっくりしたスピードで難聴が進行したため、気付くのが遅れたのかもしれません。

ちなみに、わたしは今のところ片耳だけの難聴ですが、耳硬化症は一般的に両側に現れると知ってから、いずれは左耳も聴力が悪くなるのでは…と、新たな不安が出てきています。

原因

耳硬化症になる原因はまだはっきりしていないようですが、遺伝性の高い病気であるというデータがあります。

また、男性に比べて女性がかかりやすい病気で、妊娠・出産で悪化傾向が見られることから、女性ホルモンが関係しているのではないかとも言われています。

治療方法

治療方法は手術しかありません。

固くなってしまったアブミ骨を取り出し、人工的なアブミ骨と置換する処置が施されます。

私が診てもらっている病院では内視鏡を使用した手術なので、従来の切開法と比較して術後の傷や痛みも最小限で済むとのこと。

ただ、入院期間は7日~10日前後と長く、全身麻酔下での手術になるそうです。

これからのこと

今回、この病気を初めて知って色々調べたのですが、内視鏡で手術をされた方の記事があまり見つかりませんでした。

入院中の生活や手術のことなど、わからないことがたくさんありますが、聴覚が少しでも回復する望みがあるということでワクワクした気持ちもあります。

娘のこともあるし、いつ手術するかは未定ですが、いずれ他の方の参考になるような経験談を書きたいと思っているので、しばらくお待ちくださいね♡