おっぱいに執着していた2歳の娘が、驚くほどあっけなく卒乳した話。

こんにちは!えんじゅです。

子どもが1~2歳の時、断乳や卒乳について悩んでいるママは多いですよね。

私も、そのうちの1人でした。

いつ卒業できるか悩んでいた娘のおっぱいへの執着ですが、びっくりするくらいあっけなく卒乳できたので、今日はその話をしたいと思います。

卒乳に至るまで

うちは出生後からずっと、ミルクと母乳の混合育児でしたが、1歳4か月くらいの時にミルクのほうは卒業していました。

この流れで断乳しよう!

と、いったんは夜間断乳に成功しましたが、その後、夜泣きがひどい日が続いてあっさり夜間授乳も解禁(-.-)

だんだん、家にいる時はいつもおっぱいという異常な状態になってしまい、外でも「おっぱーい!!」と叫び、

拒否すればギャン泣きで要求し続けるようになってしまったんです。

1歳9か月頃から、「2歳になったらおっぱいバイバイしようね」と毎日繰り返し言い聞かせていたせいか、

娘も「おっぱいバイバイ」と言うセリフをたまに口にすることがありましたが、

結局、2歳の誕生日を過ぎてもおっぱいへの執着は変わりませんでした。

そして、2歳になった直後くらいからおっぱいを吸う力が以前にも増して強くなり、卒乳前の時期は、

これじゃダメだ、痛みとストレスで体が持たない・・

という状況になっていったんです。


実際に卒乳できた方法

断乳の方法は、

  • 「○○日におっぱいバイバイね」
  • 「おっぱいにアンパンマンを描く」

など桶谷式の方法がおすすめ、というのはネットでも有名ですし、ママ友の話でもよく聞いていました。

が、わが家の場合、

カレンダーでバイバイする日を伝える方法は、娘にはあまりピンと来てないのかもという印象を持っていたので、桶谷式は難しいかなと思っていたんです。

そんなある日、

こどもちゃれんじの絵本を娘と一緒に読んでいて、あることに気付きました。

それは、痛がっている人に

大丈夫かな?

かわいそうだね。

という気持ちが娘に芽生え始めてきた、ということ。

MEMO

ちなみに、どういうお話かと言うと、

しまじろうママがテーブルの角に足をぶつけてケガをしてしまい、

しまじろうが「ママ、大丈夫?」と言って絆創膏を貼ってあげるというお話でした。

これはもしかすると、

ママ、おっぱいが痛い・・

と苦しそうにしていれば、

娘はわたしをかわいそうに思っておっぱいから卒業できる!?

ちょっとした思いつきでしたが、このやり方はうまくいくかもしれない、という気持ちで翌日から断乳作戦を決行したのです。

断乳1日目

朝、私が「もう本当に吸われるのがイヤ・・。」という気持ちになってしまい、絆創膏を乳首に貼ってスタンバイしていました。

で、いつも通り娘が「おっぱ~い」と来たので、絆創膏を貼ったおっぱいを見せて

ママ、今日はおっぱい痛い痛いなんだよ。

と言ったら、

・・・。

痛いの?痛いの?

ママ大丈夫?

と聞いてきたんです。

その後、おっぱいを吸おうとはせず、指しゃぶりをして口さみしさを紛らわせていました。

 

こんなに簡単にあきらめるなら、これはいけるかも!?

と思ったのは、その時です。

その日は、上記の行動を「おっぱ~い」と来るたびに繰り返していたら、なんと夜も添い乳なしで寝ました。

夜になるとおっぱいが張って痛かったので絞りましたが、激痛というほどでもなかったです。

断乳2日目

授乳していないので、朝から胸がパンパン。

また少し絞って、絆創膏を貼ってスタンバイしました。

2日目もただひたすら、絆創膏をみせて「ママ、痛い痛いになっちゃったの」と繰り返すだけです。

その間、おっぱい!!と泣き叫ぶことが1回もなくて、

本当にこんなにあっけなく執着が消えるの??

と心配になったほどでした。

断乳3日目

時々おっぱいは張るけど、それほど痛くはなくなってきました。

おっぱいはやめた代わりに、「抱っこ」「おんぶ」の要求が増えてきたような気がします。

やっぱり寂しい気持ちはあるんでしょうね。

断乳4日目

もう絆創膏を貼らなくても大丈夫になりました。

時々、おだやかな表情で「おっぱ~い」と言いますが、泣いたりはしません。

断乳5日目

ママ友とランチや遊びで一日を過ごした日。

授乳しておとなしくさせるor寝かせるという手段がもう使えなくなったのですが、外出先で「おっぱ~い!!」と泣き叫ばれずに安心しました。

まだおっぱいは出ますが、まったく痛みは感じません。

この日で、完全に卒乳できたと思います。

卒乳後の感想

今回の娘の卒乳は、絆創膏を貼った時点で「断乳」だと思いますが、

  • あまりにもすんなり娘が受け入れてくれた。
  • 2歳0か月という月齢

という点を考えると、ママとしては卒乳という言葉がしっくり来る気がしています。

2歳の誕生日を過ぎても卒乳できなかった時、

このままだと3歳あたりまで吸い続けるんじゃ・・・

と思っていたし、

もし無理やり断乳するとすれば、激しく泣いて夜も眠れず辛いことになるんだろうな~と悲観していました。

が、

フタを開けてみたら全然そんなことはなく、拍子抜けしてしまったというのが実際のところです。

体もほとんど辛くなかったし、今思えばかなりラッキーだったのかもしれません。

ただ、

2年間毎日続けた授乳が終わってしまった・・

というのは想像以上に悲しかったです。

悲しいというより心にぽっかり穴が開いて寂しいという感覚に近いかな。

これも娘の成長の一歩なので、本当はお祝いしたいところなんですけどね。

ママの気持ちは、いつも複雑です(^^;)