AMH検査で0.28ng/ml。卵巣年齢46歳以上と言われた超低AMHの私の話

 

こんにちは、えんじゅです。

このブログでは、普段、妊娠中から育児についての記事をメインに書いていますが、これまで、妊娠するまでのお話は書いていませんでした。

 

最近では、あの頃のことを振り返る余裕も出てきたので、ベビ待ち中の私の経験を、少しずつ書いていこうと思います。

 

妊娠に至るまでの過程は人によって色々で、かつデリケートな話。

 

それでも、かつての私と同じように悩んでいる誰かに、私の体験談が少しでも参考になればと思っています。

 

今回は、私が悩みに悩んだAMH検査について振り返ってみます。

 

AMH検査の結果を聞いた後で、不安になりながらネット検索をしている方もいるんじゃないでしょうか?

 

結論から言うと、

 

[safe title=””]AMH検査でかなり低い値が出ても、妊娠できる可能性はあります[/safe]

 

AMH(抗ミューラ管ホルモン検査)とは

AMH検査とは、とてもカンタンに説明してしまうと、

MEMO

卵巣の中に残っている卵の数を推測する検査です。

 

つまり、残っている卵の数が多ければ多いほど、妊娠するチャンスが多いということ。

 

妊娠を希望して婦人科を受診する女性が増えていますよね。

 

年齢層は様々だけど、平均して大体30~40歳くらいの女性が多いかなという印象です。

 

私も例外ではなく、年齢のことを考えて、結婚後すぐに、不妊治療を行っている婦人科の門をたたきました。

 

私のように、妊娠を希望して婦人科を受診した場合、びっくりするくらい多くの検査が待ち受けています。

 

そのほとんどが血液検査なんですが、その血液検査の中の項目に、今回お話していくAMH検査が入っていました。

 

AMH検査の結果

 

検査結果を教えてもらう日、

いつものようにカウンセラーさん(診察とは別の部屋で、毎回、検査結果や状況・これからの計画について詳しく説明してくれる方)に呼ばれて個室へ行きました。

 

最初に、同時におこなった他の検査について、問題がなかったと説明を受けました。

 

そして、最後にAMH検査の結果についてです。

 

聞く前から「かなり結果が悪かったらしい・・」ということは、カウンセラーさんの表情から気付きました。

 

下の表を見せてもらい、

 

【AMH年齢別基準値】

年齢 基準値
25-30歳 7ng/ml
30-35歳 5.6ng/ml
35-40歳 2.8ng.ml
40-45歳 1.4ng/ml
45-50歳 0.7ng/ml

 

えんじゅさんの場合、実年齢は36歳ですが、AMH値が0.28ng/mlでした・・。

卵巣年齢が46歳以上という結果なので、あと数年で閉経ということも考えられます。

卵子が残っているうちに、なるべく早く不妊治療をステップアップしたほうがよいかもしれません。 

 

あまりのショックで、帰りの車の中で泣きました。

 

さぁ、妊活がんばるぞー!と張り切っていたのに、妊娠どころか閉経するかもしれないなんて・・・。

予想もしていなかった現実に、この日から焦燥感でいっぱいの毎日を過ごすことになったのです。



卵子の数が少ない理由

 

実年齢以上にAMHの数値が低い女性の原因について、カウンセラーさんは

 

AMHの数値が低い原因

  • 遺伝的要素
  • 過去に卵巣の病気で手術をしたことがある。

が考えられると説明してくれました。

 

私は卵巣の病気にかかったことはありませんが、そういえば、母が40代後半で閉経していますし、家系的に早く閉経する遺伝子をもともと持っていたのかもしれません。

 

 低AMHの値は変化する

 

この検査以降、AMH値を改めて検査する機会がありました。

その際の数値は、0.7ng/mlくらいになっていたんです。

大幅に数値が変わったわけではないけれど、このことから、わずかな希望が見えてきました。

 

低AMHの改善策

妊娠するチャンスは残りわずかかもしれないと聞いて以降、必死に解決策を調べました。

すると、

[safe title=””]低AMHの原因のひとつとして、からだの栄養状態が悪いこと[/safe]

が挙げられていたんです。

 

これについては、私自身、思い当たることがありました。

 

なぜなら、思春期以降ずっと貧血だったから。(母も閉経するまでずっと貧血でした。)

 

医師から鉄剤を処方されても数値が改善した経験がなく、

バランスの良い健康的な食事を摂っているのにもかかわらず、私は必要な栄養素を吸収できない体なのかもしれない。

と、以前から感じていたんです。

 

このことを自覚して以来、

  • 鍼灸
  • 足つぼ
  • サプリメント

などで体質改善することを始めました。

 

結果

その後、AMH値が大きく改善することはありませんでしたが、紆余曲折を経て、自然妊娠することができました。

ちなみに、妊娠中も貧血ぎみと言われ鉄剤を処方されていましたが、数値から、ごく軽い貧血だったと思います。

 

MEMO

卵子の数が少なくても、質の良い卵子が一個あれば妊娠の可能性はあります。

 

不妊治療のカウンセラーさんにそう言われてから、妊活中は、目に見えない卵子についていつも考えていました。

 

先が見えなかったので、強いストレスも感じていたかもしれません。

 

けれど、低AMHで閉経間近と言われても、妊娠のチャンスはきっとあります。

 

今現在、検査結果が出て不安になっている方、どうかゆったりとした気持ちでいて下さいね。

AMHの数値はあまり気にしすぎないほうが良いと思います。